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化学繊維の種類②(ポリエステル繊維)

化学繊維の種類

生地の基礎知識として、代表的な化学繊維の特徴をご紹介します。

□ ポリエステル繊維

引っ張ったときの強さ(強度)や伸び難さ(弾性質)が大きいので、ナイロン繊維やアクリル繊維に比べ、薬品や熱にも強い繊維とされています。
水分をあまり吸収せず、水分を吸っても性質があまり変わらないので、衣服に使った場合には型崩れが起こりにくく、しわがよりにくいという特徴があります。
この特徴を活かし、衣服用としてはワイシャツ、制服、作業着や洋服の裏地などに使用されます。

<長所>
① 強くてしなやかで張り、腰がある。風合いも天然繊維に近い
② 湿潤時の縮みが少なく、しわになりにくく形態安定性に優れる
③ 熱にも強く、かさ高加工などがしやすい
④ 他の繊維となじみ、混紡しやすい
⑤ 吸湿性が小さいので乾きやすい

<短所>
① 吸湿性が極めて悪く、難染性である
② 静電気を帯びやすい
③ 油を吸収するので、洗濯時に逆汚染することがある

<用途>
① 衣料用としてはワイシャツ、ブラウス、制服、作業服、洋服裏地、芯地、人工皮革など
② インテリア用としては、カーテン、テーブルクロス、毛布、布団綿、詰め綿など